yakateru ギターの本棚

写真とギター曲 NO41-NO60

Photo NO41  ローマの松

河地先生からは、「カラカラ浴場跡とローマの松。イタリアの松は日本のそれより美しい?(個人的見解です)。レスピーギの曲が有りますね。レスピーギにはリュート曲も有るようですね」とのメッセージ付きで送られてきたこの写真。そうですね、ギター曲にも、確かレスピーギのギター曲もあったような・・・
ただ、私のインスピレーションは、この曲になりました。スカルラッティのソナタト長調L387 K14」。
なぜでしょう? 恐らくこのいかにも頭でっかちの不安感満載の松の木が、以外にもどっしり落ち着いている感じが、このスカルラッティの曲のイメージに合ったのかも。この曲、ありゃりゃ的に急降下しますが、また這い上がってくる。そして結局は、しっかりと落ち着いた曲になる。そんなイメージが共通だったのかも。
それと付け加えるなら、背景に写っている遺跡のような建物。それが、このスカルラッテイらしい歴史を感じる曲を選んだこともあるかも。

NMLの音源URL
https://ml.naxos.jp/work/3353670
ローマの松(河地先生撮影)
スカルラッテイ ソナタト長調 冒頭

Photo NO42 ドアノッカー

「ウイーンの民家(アパート)のドアノッカー。アールデコ 調です。プラット歩いて、撮ったものです」という河地先生のメッセージ。いやあ、かなりのインパクト持ってこの写真を見せてもらいました。なぜか、とても洗練された気品、それと、繊細な歴史を感じました。
この写真を見ながら心に思い浮かぶ曲、ヴァイスの組曲第6番の「シャコンヌ」ではどうでしょうか。このドアの向こう側にある世界は、ヴァイスがリュートを奏でていた時代の宮廷の一部屋で、このドアは時代を超える、いわば時代をスリップできる扉のように感じました。さあ、このドアノッカーを鳴らして、ヴァイスの世界へ・・「カォアン、カォアン、カォアン」・・

NMLの音源URL
https://ml.naxos.jp/work/7388800
ウイーンの民家のドアノッカー
ヴァイスのシャコンヌ 冒頭

Photo NO43 郵便受け

イタリアのある村の郵便受けだそうです。ドアノッカーにつづいて、民家玄関シリーズ第2弾。
なにかとてもひょうきんな感じがしました。石壁に直接貼り付けてあるレトロなロボットの顔の表情のように見える郵便受け。ひょうきんな印象を持つ曲というのは、ドヴィッシーのユーモレスクのような曲でしょうか。・・そうでした、ギターのオリジナル曲ではありませんが、サティの「エンパイア劇場のプリマドンナ」のギターアレンジ編がありましたが、これなどどうでしょう。なにか浮かれ出しそうな、楽し気で、かつレトロな音楽です。
イタリアの村の郵便受け(河地先生撮影)
エリックサティ プリマドンナのイントロ部分

Photo No44 & 45 ミラノのドゥーモ

NO39ではフィレンツェの有名なドーモを取り上げましたが、今回は、ミラノのドーモ。ちなみに、ドーモとは、イタリア語で、イタリアの街を代表する教会堂のことだそうで、ローマ以外での司教座聖堂の大聖堂のことだそうです。ラテン語のDomusが語源で、神の家を意味するとのこと。
ということですが、このミラノのドーモは、フィレンツェのドーモとも異なり、とても荘厳な建物です。このイメージで浮かぶのは、ポンセの「12のプレリュード 第1番」もう一枚の写真は、同じく12番などは、どうでしょう。ポンセのプレリュードには、「12のプレリュード」を含んだ「24のプレリュード」もあり、その全体像はとても奥深いものがありそうです。
確か、Guitar dream No14の冒頭インタビューで、ギタリストのマヌエル・バビロニが、ソルの練習曲とポンセの前奏曲の二つが、テクニックおよび演奏技術の点で基礎となると言っていたような。このミラノのドーモの写真は、異なった側面の異なったアングルの写真ですが、それは、ポンセのプレリュード全体をこのドーモに当てはめると、プレリュード1曲1曲が、違った側面のドーモにあたるような気もします(後付けですが)。

NMLの音源URL
https://ml.naxos.jp/work/7210686

ミラノのドーモ(河地先生撮影)
ミラノのドーモ(河地先生撮影)
ポンセ プレリュード第1番 冒頭
ポンセ プレリュード第12番 冒頭

Photo NO46 教会内部

どこの教会か不明ということですが、イスラム、ビザンチン的なデザインがむんむんとする教会ですね。かなり派手に見えますが、逆にそれが、この比較的狭い空間の中に落ち着いた雰囲気を醸し出しているのかも。秀吉の金箔で覆った茶室のように。そして、天井の空いた空間が、キリストかマリアの像に光を当てる演出の素晴らしい事。
さて、この空間の中で聴きたい曲は、はやりバッハでしょうね。バッハのパルティータ第1番 BWV1002の「サラバンデ」です。この曲は、バッハの中でも私のかなりのお気に入りの曲です。考えたら、バッハの曲は、勇壮で荘厳な外観の場合はプレリュードが、内部の空間についてはサラバンドが合いそうです。曲の性格が外を向いているプレリュードに対して、内面を深くえぐっていくサラバンデという具合でしょうか、イメージ的には。

NMLの音源URL
https://ml.naxos.jp/work/2887211
教会内部(河地先生撮影)
バッハ パルティータNO1 サラバンデ冒頭

Photo NO47 神々のシルエット

神々のシルエット。ピエトロ寺院前広場の像の写真です。ピエトロ寺院はバチカン市国南東端にあるカトリック教会の総本山。
晴れ渡った空、何かをもって(ダンベル?)うつむき加減の人物像。よく見ると影で何人もの人物像が並んでいるのも見えます。
多分に宗教的な雰囲気があるのでしょうが、私が選んだのは、南米アルゼンチンの歌手であり作曲家のカルロス・ガルデルの「想いの届く日」でした。とてもロマンチックな曲なので、曲の中で想いを抱いているのは女性への想いかと思います。もちろん、この神々のお一人?が、女性への想いを抱いているわけではないでしょうが、この青い空、たたずむ一人の男として想像してしまうのは、自分の投影?????

NMLの音源URL
https://ml.naxos.jp/work/5549602
ピエトロ寺院前の像(河地先生撮影)
C.ガルデル 想いの届く日 冒頭

Photo NO48 きんとん雲

河地先生から送ってもらう写真でお初の国内ものです。
そのうえレア物。昨日、お撮りになった写真です。コメントに、「昨日は久しぶりの良い天気だったので出かけました。いつもとはやや趣きが・・・。いいかな? アサヒビールとスカイツリーと勝海舟ゆかりの地」ということでした。

さて、浅草の隅田川脇の通称「きんとん雲」。アサヒビールのオブジェ?ですが、できた当初、私たち建設業界のデザイン仲間からも「なんじゃこの巨大な〇〇こ(失礼)は!」と喧々諤々の論議がありました。確かに当時、実物を見に行った時にはぎょっ!としましたが、そのうち次第にそれなりのランドマークに。
今回は、このきんとん雲、スカイツリー、墨田川クルーズの船の写真、さてここから浮かぶ曲は・・・・武井守成の「大利根」でしょう! 今でこそ利根川は東京から遥か東を流れていますが、かつては、ここ東京湾に流れ込んでいました(徳川家康が川の流れを変えた)。歴史を川の流れに感じながら、聴いてみるとよろしいかと。
墨田川河畔(河地先生撮影)
武井守成の「大利根」 冒頭

Photo NO49 バスストップ

ミラノ北東部、エルバの街中のバスストップ(フェルマータとの標示が)。音楽用語にも有りますね!・・ということで、とてもおしゃれなバスストップの写真。というか、私たちには、どう見てもバスストップには見えませんね。
先生のコメントにもありましたが、「フェルマータ」とは、イタリア語で「ある動き、時間の流れを中断すること」を言う言葉だそうで。ついでに蘊蓄を言うと、イタリアでは、この音楽記号のフェルマータをフェルマータといわずに「コローナ(冠という意味)」というそうです。
さて、曲の方はというと、このイメージは、だれが考えてもタレガの小品でしょう。それも明るく楽しげなもの。フランシスコ・タレガの「パバーヌ」でいきましょう! ただ、残念なことにこの曲には、フェルマータ記号はつきませんね。

NMLの音源URL
https://ml.naxos.jp/work/5604457
おしゃれなバスストップ(河地先生撮影)
タレガ パバーヌ 冒頭

Photo NO50 トンボ

記念すべき50枚目の写真。今回新たに、執筆家で写真家の勝瀬さんから送っていただいた写真での「1枚のPhoto とギター曲」で掲載の運びとなりました。
勝瀬さんとは、とあるお寿司屋で、バンブーギター製作家の前田氏と飲んでたところ、たまたまお隣の席に若い元気のいい女性の方といっしょに座られていたどことなく芸術家風にお見受けしたご婦人。お酒が入っていることもあり、意気投合してしまいました。翌日、このHPを見ていただき、なんと写真を送っていただきました!!
私は河地さんに相反して、場所限定、福岡城址の草木、蟲鳥と生きものを撮ります」ということで、お送りいただいた写真が「トンボ」の写真です。
さて、この写真から思い浮かぶ曲・・・・「山田耕筰の赤とんぼ」。んんん・・あまりに短絡的過ぎますね。それにこの写真のトンボは赤とんぼ(アキアカネ)でなくギンヤンマです。それでは、これではどうだということで、ヴァイスの「トンボー」。すいません、単なるダジャレでした(ちなみに、この時代の「トンボー」とは、鎮魂歌のこと)。さて、まじめに心に浮かべましょう・・
ということで浮かんだのが、ウォルトンの「5つのバガテル 第1曲」です。この曲、ともかく飛び跳ねます。あちらと思えばまたこちら。この曲の跳ねまわる感じと、トンボの飛び回るイメージがピッタリではないかと。
ということで、勝瀬さん。これからもよろしくお願いします!!

NMLの音源URL
https://ml.naxos.jp/work/4196370
ギンヤンマ(勝瀬さん撮影)
山田耕筰の赤とんぼ 冒頭
ヴァイスのトンボー 冒頭
ウォルトン 5つのバガテル 第1曲冒頭

Photo NO51  フェラガモ本店

「フィレンチェ、フェラガモの本店.真ん前にバス停がフランクなカンジ」というコメント付きでの1枚の写真。
フェラガモはご存知、靴のブランドで、その本店のファザードの写真です。なんだかすごく敷居が高そうです。
この重厚な石造りの玄関口の写真からイメージしたのは、恐らくほとんどの方は、お聴きになった方はいないだろうヘンツェの「王宮の冬の音楽 第2ソナタ 第1曲」です。重々しい雰囲気が、まさしくぴったりでは。
ヘンツェの『王宮の冬の音楽』は、シェイクスピア劇の登場人物がイメージされた作品で、第2ソナタの第1曲のタイトルは、「サー・アンドリュー・エーギュチーク」です。
このヘンツェの作品、第1ソナタは極めて難解ですが、第2ソナタは、比較的わかりやすく、シェークスピア劇の雰囲気が直接伝わってきます。一度聴いてみてください。そして、本命?の第1ソナタにチャレンジしてみてください。

NMLの音源URL
https://ml.naxos.jp/work/5601276
フェラガモ本店 ファザード(河地先生撮影)
ヘンツェ 王宮の冬の音楽第2ソナタ 冒頭

Photo NO52 チェコの旧市街地

街中がはぼ赤い屋根の、チェコのチエスキークロムロフの旧市街の俯瞰写真です。街の手前に小川が流れていて、とても美しい風景です。
このこじんまりとした暖かい町とさらさら流れる小川の風景に思い浮かぶギター曲は、タンスマンの「スクリャーヴィンの主題による変奏曲 第3変奏」です。街の赤レンガの明るい感じと流れ小川のイメージで選びました。(ただし、ゆったりした演奏で)
タンスマンが、セゴビアに献呈したこの曲は、私がLPで持っているセゴビア・アルバムにとても美しいテーマのみが収録され、何と作曲者名がセゴビアになっていました。ポンセに、お前の名前で売れないからヴァイスが作ったことにしろだの、タンスマンが作った曲を自分の名前で発表するだの、このセゴビアという人は・・・・・・

NMLの音源URL
https://ml.naxos.jp/work/7323667
チェコの旧市街地(河地先生撮影)
スクリャービンの主題と変奏 第3曲 冒頭
(おまけ) 同曲の美しいテーマ 冒頭

Photo No53 洋梨と壁

バッロック時代の絵画のような樹木の枝の陰を映した壁をバックに洋梨がある風景。これは何の隠語なのでしょうか? とても不思議な浮遊感のある写真。洋梨の陰がないので、本当に浮かんでいる?
さて、この写真から浮かぶギター曲は、・・・・難しい!!!
んんんん・・・やはり、武満徹の「エキノクス」かな。
不思議な空間感覚といえば武満徹の作品が一番のような。その中でも、一番、空中に浮かんでいる感じがそのまま表現されているのは、この曲ではないでしょうか。
といっても、なかなか聴く機会がありませんよね。ギター協奏曲300選のコーナでもそうですが、このHPには音源は張り付けていないので、基本は、「ナクソス・ミュージック・ライブラリィ(NML)」から聴いてくださいということです。ちなみに、NMLには、「エキノクス」は、ペロア、福田進一をはじめ13人のギタリストの演奏が聴けます!!ぜひ、NMLで!!

NMLの音源URL
https://ml.naxos.jp/work/3480505
洋梨と壁(河地先生撮影)
武満徹 エキノクス 冒頭

Photo NO54 リュート

河地先生ご自慢の愛器、リュートの写真です。福岡にいらっしゃったとき、ご自宅でリュートのコンサートを開いたことがあるとおっしゃっていました。クラシックギターとはまた違って、あの複線の弦の響き、繊細で複雑でかつ透明感がある響き。主張は強くないのですが、内面に内面にぐいぐいと引っ張られていくあの響き。好きですねえ。
といって、このリュートの写真から、思い浮かぶ曲というのは、リュート曲以外はありえないでしょうね。リュート曲といえば、ダウランド。私の一番好きな曲を選びました。ダウランドの「ファンタジア NO7」です。若かりし頃、この曲を弾いて、ヤマハのコンクールで最優秀賞をいただいたことが・・・ああ懐かしい!!

NMLの音源URL
https://ml.naxos.jp/work/5767931
河地先生の愛器 リュート(河地先生撮影)
ダウランド ファンタジア 冒頭

Photo NO55 京都駅

国内の写真、2枚目は河地先生の故郷である京都駅のコンコース内の写真です。最近は、このようなフレームとガラスの幾何学的なデザインは、空港等でよく見かけることがありますが、京都駅にこの姿が出たときは、おっ、さすが京都駅!と思いました。この駅構内をぬけて駅前広場に出るとあの有名なロウソクの塔が出現し、デザインの必要性を強く感じたものでした(京都タワーは、いつまでたっても、パリのエッフェル塔のように馴染んだ建築物、認知された建築物になりませんねえ・・)さてさて、この京都駅の写真で思い浮かぶギター曲はというと、ちょっと違うかなあと思いつつ、駅の長いエレベーターに乗って人が行きかいする様を表現したイメージの曲、レオ・ブローゥエルの「ソナタ第2番 プレリュード」は、どうでしょうか。もともとのこの曲に持っているイメージは、私にとっては「海」なのですが、人の海、社会という海を表現しているような気がします。駅を行きかう人への応援曲とでも言いましょうか。

NMLの音源URL
https://ml.naxos.jp/work/8089719
京都駅(河地先生撮影)
ブローゥエル ソナタ第2番 冒頭

Photo NO56 コノシメトンボの産卵

勝瀬さんから送っていただいた2枚目の写真。いいですねえ!今回もトンボの写真ですが、愛を感じる写真です。愛し合った2匹のトンボと、その産卵で水面に落ちた卵が創り出した水紋。勝瀬さんからのコメントに、「コノシメトンボの産卵シーン。さぁ、どうなるか?♂は♀の首根っこを胴端で捉まえて飛び、♀は卵を産卵管から放り出す。下にできた水紋は、落ちた卵が描いたものです。このトンボは他と異なり、少し遅れて今頃が最盛期」ということです。
さて、この1枚の写真から浮かぶギター曲。そうです、まさしく、デレルモンド・レイスの「1つのワルツと2つの愛」でしょう!!と言いたいのですが、この曲は、すでに、NO35の電車の連結器で使用済!残念! というか、連結器の写真は、それはそれで結構いい線行っていると思っていますので、別のギター曲を選びましょう。んんんんんとは言っても、やはり、デレルモンド・レイスの「1つのワルツと2つの愛」しかない!! この写真を浮かべながら聴いていると、1つの水紋と2匹のトンボ。やはりぴったりです!ということで、再登場ですが、この曲に決定!! 勝瀬さんありがとうございました。

NMLの音源URL
https://ml.naxos.jp/work/7092343
コノシメトンボの産卵(勝瀬氏撮影)
レイズ 一つのワルツと二つの愛

Photo NO57 新幹線?

「さて、ドアの上の時速標示をご覧あれ。なんと今乗っているのは地面を走っているローマ、トリノ間の電車です。300km / h ダー」
えっ! 新幹線じゃないんだ!!地べたを走る列車ですか!
信号もなく、平面交差もなく、イケイケ、飛ばせ飛ばせ的に、ガンガン走っているのですか。北海道の何キロも続く信号のない直線道を車でガンガン走るように。
それは、「アレグロ ヴィバーチェ」でしょう!ということで、このスピード感を感じさせる曲は、これです。バッハのBWV998の「プレリュード、フーガ、アレグロ」のアレグロ
BWV998は、バッハのギター曲の中で、なにかちょっと特別な感じがあります。NO15のフィレンツェの門で、このプレリュードを選びましたが、何か空間的なイメージがあり、真ん中のフーガは建築物的なイメージがあり、この最後のアレグロはまさしく時間的なイメージがある。三位一体ではないですが、空間、物体、時間。宇宙のすべてを表現しているような気がします。気のせい?

NMLの音源URL
https://ml.naxos.jp/work/2887209
ローマ‐トリノ間の列車にて(河地先生撮影)
バッハ BWV998 アレグロ 冒頭

Photo NO58 & NO59 ローマンキャピタルと道

「ローマのある博物館の庭にある『ローマンキャピタル』(この場合はアルファベットの大文字の意味です)。2000年ほど前のもの、現在の文字のお手本です。ヨーロッパ各地の博物館等で良く見かけます」ということで送っていただいたこの写真。
そして一緒に送っていただいた「たしかトリノの山頂教会への路、だったかなー」という道の写真。
この2枚には、全く共通点はないのですが、選んだ曲はクレンジャンスのカノンとアリア NO4 NO5 アリア」です。なんででしょう?と思われるかもしれません。たまたま、今、練習している二重奏の曲なのですが、この写真を見たときにぴったっと一致しました。
キャピタルの彫刻の写真。NO4のアリアの神聖でフラジャイル(繊細)な感じがピッタリ。また、トリノの山道の写真、この道を歩いている時の軽やかに楽し気な感じはNO5のアリアでしょう。ということで、今回は、まとめ2枚の写真を一つの曲集でまとめましたが、決して手抜きではありませんので。
このクレンジャンスという1951年生まれのフランスの作曲家。とても素敵な曲をいくつも書いていますが、ユーチューブを含めてなかなか聴けません。ギターとフルートの二重奏がユーチューブに載ってるぐらいで、とても残念です!!

ローマンキャピタル像(河地先生撮影)
クレンジャンス アリアNO4 冒頭
トリノの山道(河地先生撮影)
クレンジャンス アリアNO5 冒頭

Photo NO60 フィレンツェ アルノ川

フィレンチェ、アルノ川にぽつんと落ちた一つの波紋の写真です。小魚がはねたのでしょうか。
後ろに見えるフィレンツェの美しい街並みと教会の尖塔。そしてその街の姿をアルノ川に写し取っている鏡映のシンメトリー。とても詩的な風景かと。
ということで、グラナドスの「詩的ワルツ集から第3曲Allegro humorisutico」を選んでみました。どの曲も詩的な情感あふれる曲ですが、そのなかで、魚が跳ねるような出だしのこの曲は、結構、この波紋が創る時間的な動きとも重なるかと。

NMLの音源URL
https://ml.naxos.jp/work/5897
フィレンツェ アルノ河畔(河地先生撮影)
グラナドス 詩的ワルツ集 第3曲 冒頭

ご感想など承ります

yakateru とは、ギター愛好家のおじさんのハンドルネームです。
なお、掲載している写真は、撮影者に許可なく無断使用を禁じます。
(特に、「1枚の写真とギター曲」コーナーに使わせていただいている写真)
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