yakateru ギターの本棚

C段

カラタユド、バルトロメ(1882-1973) Bartolome Calatuyud

【作曲者の紹介】
バルトロメ・カラタユドはスペインのクラシックギターの作曲家、教師、演奏家。彼はマヨルカ島で生まれ、まだ10代の頃、彼は「ギター演奏における優れた音楽知識」により名誉一等学位を授与されました。
【紹介されている楽譜の概要】
カラタユドの楽譜は57曲も掲載されています。いずれも、ギターを習い始めた人、中級クラスの方向けの曲で、シンプルですが、とても勉強になる曲も多そうです。カルカッシのような教則本的な曲というより、スペインの土着的な色彩を持ったメロディカルな曲が多いと思います。ここでは、動画もある次の3曲を紹介しますが、他の曲も本当に勉強になりますので、是非、弾いてみてください。
カラタユドのサイトURLはこちから
http://www.classclef.com/calatayud-bartolome/

【お勧め楽譜1Bolero:「ボレロ」
▼演奏動画
https://www.youtube.com/watch?v=78ryQSXElZ8
楽譜
http://www.classclef.com/pdf/Bolero%20by%20Bartolome%20Calatayud.pdf
【お勧め楽譜2Vals「ワルツ」
▼演奏動画
https://www.youtube.com/watch?v=XAfXHGKyqpM
▼楽譜
http://www.classclef.com/pdf/Vals%20by%20Bartolome%20Calatayud.pdf
【お勧め楽譜3Pasodoblillo
▼演奏動画
https://www.youtube.com/watch?v=sKmEriugJzY
▼楽譜
http://www.classclef.com/pdf/Pasodoblillo%20by%20Bartolome%20Calatayud.pdf

「ボレロ」冒頭
「ワルツ」冒頭
「Pasodoblillo」冒頭

カーノ、アントニオ(1811-1897) Antonio Cano

【作曲者の紹介】
アントニオ・カノはクラシックギタリスト、教師、作曲家です。カノはギターのための約百の作品と練習曲を作曲しました。彼はフランシスコ・タレガにレッスンを与え、トレモロの技術の開発に貢献した可能性があります。
【紹介されている楽譜の概要】
カーノの曲は、練習曲12曲とギターソロ曲5曲、二重奏曲1曲が掲載されています。
【お勧め楽譜1Etude 5
http://www.classclef.com/pdf/Etude%205%20by%20Antonio%20Cano.pdf
【お勧め楽譜2Un Recuerdo
http://www.classclef.com/pdf/Un%20Recuerdo%20by%20Antonio%20Cano.pdf

「練習曲NO5」冒頭
「Un Recuerdo」冒頭

カラファ、ミケーレ(1787-1872) Michele Carafa

【作曲者の紹介】
ミケーレ・カラファはイタリアのオペラ作曲家。ナポリで生まれ、ルイジ・ケルビーニと共にパリで学ぶ。
【紹介されている楽譜の概要】
カラファの曲は、3曲掲載されています。
【お勧め楽譜1Coeur des Voleurs
http://www.classclef.com/pdf/Coeur%20des%20Voleurs%20by%20Michele%20Carafa.pdf
【お勧め楽譜2Romance from the opera La Prison d'Edinb
http://www.classclef.com/pdf/Romance%20by%20Michele%20Carafa.pdf

「Coeur des Voleurs」冒頭
「ロマンス」冒頭

マッテオ・カルカッシ (1792-1853) Matteo Carcassi

【作曲者の紹介】
カルカッシは、イタリアのギタリストであり作曲家でした。カルカッシはピアノから始まったが、まだ子供の頃にギターを学んだ。彼はすぐに名手コンサートギタリストとしての評判を得ました。
【紹介されている楽譜の概要】
彼の曲は、下記の練習曲集をはじめとして、約100曲が掲載されています。
Opus 10 No 1-12   12 Morcerux Faciles
Opus 11 No 1-10   10 Petites Pieces
Opus 26 No 1 -6     6 Caprices
Opus 59 No 1-39,46-47
Opus 60 NO1-25
上記練習曲については、下記のサイトから、お望みの楽譜を引っ張り出してください。
http://www.classclef.com/matteo-carcassi/

【お勧め楽譜1Opus 7 Variations about a French Air
http://www.classclef.com/pdf/Opus%207%20Variations%20about%20a%20French%20Air%20by%20Matteo%20Carcassi.pdf
【お勧め楽譜2Opus 8 Air Varie Thema And Variation
shttp://www.classclef.com/pdf/Opus%208%20Air%20Varie%20Thema%20And%20Variation%20by%20Matteo%20Carcassi.pdf

「Opus 7 Variations about a French Air」冒頭
「Opus 8 Air Varie Thema And Variation」冒頭

ホルヘ・カルドーソ (1949-) Jorge Cardoso

【作曲者の紹介】
ホルヘ・カルドーソは、1949年にアルゼンチンのポサダスで生まれたクラシックギタリストで医師です。ホルヘ・カルドーゾは350以上の作品を作曲しました。
yakateru追記):yakateruギターの本棚/ギター音楽エトセトラ/ギター雑誌紹介
カルドーソのインタビュー記事(ギタードリーム25号)をまとめているものもご参考ください。
https://media.toriaez.jp/y3046/25290.pdf
【紹介されている楽譜の概要】
彼の曲は、下記の曲集をはじめとして、63曲が掲載されています。
24 Piezas Sudamericanas 1-9,22,24 24 ミロンガ」
Czesc 1 (a Amaud Dumond) 1-12
Czesc 2 (a Hugo Latti) 1-12
Czesc 3 (a Jacques Hengy) 1-12
Czesc 4 (a Mario Barzic) 1-12
上記の曲については、下記のサイトから、お望みの楽譜を引っ張り出してください。
http://www.classclef.com/jorge-cardoso/

【お勧め楽譜1Milonga (Uruguay) Live:「ミロンガ」のライブ時の楽譜です
http://www.classclef.com/pdf/Milonga%202%20by%20Jorge%20Cardoso.pdf
【お勧め楽譜2Dhoro:「ショーロ」
http://www.classclef.com/pdf/Choro%20by%20Jorge%20Cardoso.pdf
【お勧め楽譜3Tema Negro
http://www.classclef.com/pdf/Tema%20Negro%20by%20Jorge%20Cardoso.pdf

「ミロンガ」のライブ時の楽譜 冒頭
「ショーロ」冒頭
「Tema Negro」冒頭

フェルディナンド・カルリ (1770-1841) Ferdinando Carulli

【作曲者の紹介】
カルリは1770年にイタリアのナポリで生まれました。カルリの最初の音楽的指導はチェロにあったが、彼はすぐにギターに注意を向けた。カルリは、当時ナポリにギターの教師がいなかったので、完全に独学でした。ギターに正式な師事がなかったにもかかわらず、時代の主要な名手の一人として知られるようになりました。
【紹介されている楽譜の概要】
彼の曲は、下記の練習曲集をはじめとして、約80曲が掲載されています。
Opus 114  No 1-24
Opus 121  No 1,4-7,12,15,19
Opus 211  No 1-18
Opus 241,Opus246,Opus 333,
記練習曲については、下記のサイトから、お望みの楽譜を引っ張り出してください。
http://www.classclef.com/ferdinando-carulli/

【お勧め楽譜1Rondo (Duet Song):カルリの有名な二重奏譜です。カルリのコーナからダウンロードください(最後から二番目です)
http://www.classclef.com/ferdinando-carulli/
【お勧め楽譜2Andante in A Minor:カルリの練習曲で最も知られている曲ですね
http://www.classclef.com/pdf/Andante%20in%20A%20Minor%20by%20Ferdinando%20Carulli.pdf
【お勧め楽譜3Opus 333 Varie and Variations
http://www.classclef.com/pdf/Opus%20333%20Varie%20and%20Variations%20by%20Ferdinando%20Carulli.pdf

Rondo (Duet Song):カルリの有名な二重奏譜(1st)冒頭
「アンダンテ イ短調」冒頭
「Opus 333 Varie and Variations」冒頭

カステラッチ、ルイージ(1797-1845) Luigi Castellacci

【作曲者の紹介】
カステッラッチは19世紀前半の著名なギタリストです。最初はマンドリンに専念しましたが、ギターに変更しました。彼はすぐにコンサートギタリストとして成功を収め、1820年までにパリに移り住みました。
【紹介されている楽譜の概要】
カステラッチの曲は、二重奏曲1曲のみ掲載されています。
【お勧め楽譜1Quatre Montferines:明るくて楽しい二重奏です。下記の「C段」のサイトから直接ダウンロードしてください。
http://www.classclef.com/full-song-list-c/

「Quatre Montferines」1st 冒頭
「Quatre Montferines」2nd 冒頭

セアレンセ、カトゥーロ・デ・パイシャ(1863-1946) Catulo de Paixa Cear

【作曲者の紹介】
セイアレンセは、ブラジル生まれの詩人、演奏家、作曲家でした。彼の最も有名な作曲はヒンターランドムーンライト(ジョアンペルナンブーコと提携)
【紹介されている楽譜の概要】
セアレンセの曲は1曲掲載されています。
【お勧め楽譜1Ontem Ao Luar:「映画音楽 ある愛の詩」のような哀愁に満ちた曲です。
http://www.classclef.com/pdf/Ontem%20Ao%20Luar%20by%20Catulo%20de%20Paixa%20Cearense.pdf

「Ontem Ao Luar」メロディ冒頭

ショパン、フレデリック・フランソワ(1810~1849) Frederic Chopin

【紹介されている楽譜の概要】
「ノクターン」をはじめF.タレガもショパンの曲をギター用に編曲していますが、ここでは、ショパンの楽曲をギター用に編曲したもので58曲の楽譜が掲載されています。
ショパン・ファンの方は、覗いてみてください。
http://www.classclef.com/frederic-chopin/
【お勧め楽譜1Opus 9 No 2 Nocturne:ショパンのノクターンの楽譜です
http://www.classclef.com/pdf/Opus%209%20No%202%20Nocturne%20by%20Frederic%20Chopin.pdf

「ノクターン」冒頭

チマローザ、ドメニコ(1749-1801) Domenico Cimarosa

【作曲者の紹介】
ドメニコ・チマローザは、イタリアのオペラ作曲家でした。彼は生涯の間に80以上のオペラを書きました。
【紹介されている楽譜の概要】
チマローザの曲は、ソロ曲1曲と、二重奏曲の1曲が掲載されています。
【お勧め楽譜1Sonata:彼のもっとも有名な曲です。
http://www.classclef.com/pdf/Sonata%20by%20Domenico%20Cimarosa.pdf

「ソナタ」冒頭

コレルリ、アルカンジェロ(1653-1713) Arcangelo Corelli

【作曲者の紹介】
イタリアのヴァイオリニストであり、バロック音楽の作曲家でした。コレッリは48のトリオソナタ、12のヴァイオリンと連続したソナタ、そして12の協奏曲を作曲しました。
【紹介されている楽譜の概要】
コレルリの曲は、4曲掲載されています。
【お勧め楽譜1Gigue In A Major:二重奏の1st
C」段から直接ダウンロードしてください
http://www.classclef.com/full-song-list-c/

「Gigue In A Major」:二重奏の1st譜 冒頭

コスト、ナポレオン(1805-1883) Napoleon Coste

【作曲者の紹介】
コストはフランス人で、19世紀半ばのギター界の主要人物です。幼い頃、母親から教えられ、後にフェルナンド・ソルの弟子となり、すぐにフランスのトップの名手ギタリストとしての地位を確立しました。
【紹介されている楽譜の概要】
彼の曲は、下記の曲集をはじめとして78曲が掲載されています。
Opus 7 No 1-16  16 Walses favorites de Johann
Opus 38 No1-5,7,10-15,17-18,22,25
Opus 51 No 1(Barcarolle in A)-14
Opus 52 No 1-36(途中抜けあり)Livre D'or Du Guitarist
上記の曲については、下記のサイトから、お望みの楽譜を引っ張り出してください。
http://www.classclef.com/napoleon-coste/

【お勧め楽譜1Opus 51 No 1(Barcarolle in A):「コストの舟歌」初心者向けの著名な曲
http://www.classclef.com/pdf/Opus%2051%20No%201(Barcarolle%20in%20A)%20by%20Napoleon%20Coste.pdf

「舟歌」冒頭

クープラン、フランソワ(1668-1733) Francois Couperin

【作曲者の紹介】
フランソワ・クープランは、フランスのバロックの作曲家、オルガニスト、チェンバロ奏者でした。
【紹介されている楽譜の概要】
クープランの曲は、有名な「Les Barricades Mysterieuses」を含め、6曲掲載されています。
【お勧め楽譜1Les Barricades Mysterieuses
http://www.classclef.com/pdf/Les%20Barricades%20Mysterieuses%20by%20Francois%20Couperin.pdf

「Les Barricades Mysterieuses」冒頭

クープラン、ルイ(1626-1651) Louis Couperin

【作曲者の紹介】
ルイ・クープランは、パリの聖ジェルヴェ教会のオルガニストとして、また裁判所で音楽家として働いていました。彼は、チェンバロ奏者、オルガニスト、ヴァイオリストとしての地位を確立しましたが、35歳で早逝しました。
【紹介されている楽譜の概要】
ルイ・クープランの曲は、セゴビア・アルバム全16巻の第1巻1曲目に掲載されている「パッサカリア」の1曲が掲載されています。
【お勧め楽譜1Passacaglia
http://www.classclef.com/pdf/Passacaglia%20by%20Louis%20Couperin.pdf

「パッサカリア」冒頭

クルス、エドガー Edgar Cruz

【作曲者の紹介】
エドガー・クルーズは、オクラホマシティ出身の独立したクラシックとフィンガースタイルのギタリストです。クラシックからフラメンコ、ポップ、ジャズまで16以上のCDを録音したクルスは、クイーンズ「ボヘミアン・ラプソディ」のフィンガースタイルアレンジで最もよく知られています。
【紹介されている楽譜の概要】
ロックバンド、クイーンのギターアレンジャーのエドガー・クルスの曲は、「ボヘミアン・ラプソディ」「ウイ・ア・チャンピオン」の超ヒット曲をはじめ9曲が掲載されています。
【お勧め楽譜1Bohemian Rhapsody A Night At The Opera by Queen
http://www.classclef.com/pdf/Bohemian%20Rhapsody%20by%20Edgar%20Cruz.pdf
【お勧め楽譜2】We are the champions(Music by Freddie Mercury)
http://www.classclef.com/pdf/We%20Are%20The%20Champions%20by%20Edgar%20Cruz.pdf

「ボヘミアン・ラプソディ」冒頭
「ウイ・ア・チャンピオン」冒頭

C段 終了

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